【子どもの育ちと不登校支援を考える ― アウトリーチ研修の学び】

8月16日 東京都立大学にて子ども村ホッとステーション一般社団法人 子ども村ホッとステーション | 荒川区)さん企画のアウトリーチボランティアスタッフ養成研修があり参加させていただきました。

※アウトリーチとは、自分から支援を受けに来られない人のところへ、こちらから出向いて関わる活動のことをいいます。不登校やひきこもりの子ども・若者を訪問してつながりを作ったり、支援を届けたりする取り組みです。

内容は以下の通りです👇

・東京都立大学大学院人間健康科学研究科 伊藤 祐子教授(作業療法)「不登校・引きこもりの原因と支援・子どもの発達特性」

・大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 武用 百子教授(精神保健看護学)「不登校の子どもと家族支援:心理 社会的側面とその特徴 寄り添いと傾聴、家族支援」

・東京都立大学大学院人間健康科学研究科 木村 千里教授(リプロダクティブヘルス看護学)

・保護者よりの体験談


午前中~夕方まで、都立大の先生を含め5名の方のお話しを、じっくり聴かせていただきました。
皆さんそれぞれのお立場の、それぞれの視点からの、貴重なお話しでした。
私がピン留めされた言葉などをご紹介させていただきます。

・引きこもってしまった子どもは「このままでいい」とは思っていない。
→だらけているだけのように周りからは見えても、子どもたちは「学びたい」「成長したい」という意欲はずっとあり、そのきっかけを模索しているんだなと感じました。私自身の不登校の経験や、私の兄の引きこもりの経験からも、体感として感じます。

・「辛い中でも、その状況をなぜ乗り越えられてんですか?」または、「そんな状況の中でも、何か楽しいこと・良かったことはありましたか?」という問いかけ
→辛かった経験を話す(放す)だけだと、暗い気持ちになってしまうこともある。この問いかけをするだけで、その時答えられなかったとしても、無意識に良かったこと、楽しかったことを、本人が探し始める、という内容でした。私自身も、ある方から「その経験が、ゆりえちゃんの人生にとってギフトだとしたら、どんなギフトだと思う?」と問いかけられたことがあり、ものすごく視点が開いたことがありました。どんな出来事も、ただの出来事で、その意味付けは自分自身がしてること、「どこを見るか」なんだなと感じました。

・日常の実体験の大切さ
→作業療法士さんからのお話しでは、日常にある様々な“実体験”から、感覚が育っていくというお話しがありました。私自身、Let’s Wait And Seeという、2歳前後のお子さんがいるご家庭向けに、お子さんのイタズラを見守ってみましょう!というワークショップを開催しており、そこにも通じるものがありました。テーマパークに行く、旅行に行く、など日常から離れた大げさな実体験でなくて良い。日常のちょっとした「できた」「できなかった」「冷たい」「怖い」「難しい」「楽しい」「痛い」「ヤバイどうしよう」「不味い」などなど、小さな実体験を積み重ねることで、感覚を育てていき、それが生きる力に繋がっていくこと。アルママで過ごす時間と、この“実体験”を大切にしていこうと、改めて感じました。

・「遊び」は子どもの成長発達にとって主食
→遊ぶことは、やりたいことを自由に選択できることで、探求、ユーモア、挑戦、競争、祝福、健康などにも繋がっていく、大切なことだとのお話しもありました。日常生活や学校生活、そして遊びの、3つのバランスが大切だそうです。これは子どもだけでなく、大人にも大切なことだなと感じました。

・自己にまとまりを与える
→安心感をテーマしたお話しのときに、この言葉が何度も出てきて、最後にたきねさんが講師の方へ、この言葉の意味を質問してくれました。回答としては、「個人ー二者間ー複数人グループの自分」「過去ー現在ー未来の自分」これらの自分がまとまっていく感覚ではないか、というようなお話しでした。なんとなくわかる気もする、でも難しい、、、

貴重なお話しが聞けて、頭も心もいっぱい動いた1日でした!
完全に個人的な感想でしたが、読んでくださりありがとうございます✨

アルママスタッフの青木です!
今回の学びを、アルママでの時間や子どもたちとの関わりに生かしていきたいなと思います。小さな気づきの積み重ねが、きっと大きな力につながるはず😊

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

園田たきねのアバター 園田たきね サドベリースクールAlumama(アルママ)代表

・サドベリースクールAlumama(アルママ)代表
・高等学校教論(理科) 教職課程修了
・日本コーチ連盟  コーチングファシリテーター
・デモクラティックスクール研修(000グローバルビジョン主催)受講

目次