【子どもの学びたい!を引き出し伸ばす親の関わり方】

子どもの学びたい!を引き出し伸ばす親の関わり方

NHKなどにもご出演されている古山明男さんのご講演に5/24(土)に行ってきました💨

いつもいつも、感動がある古山さんのご講演。
30年間フリースクールで子どもたちと関わってきたからこそ発することができる言葉の結晶を、共有させていただきます。

<不登校について>
・不登校になったのは、育て方のせいじゃありません!
・不登校の子=何かが強くなってしまっているか、逆に弱くなってしまっている状態
・マルトリートメント(不適切な扱い)の害毒
先生が生徒に威圧的、皮肉的な態度をとること
これが減れば、不登校は減る

<子どもの意欲について>
・「嫌だ」と子どもが言った時に進めるのは、1回まででOK
・ただし、お店の商品を取っちゃダメ、車は危ないなどは、何度伝えても良い
・子どもの意欲を大事にする
・学校でやるいわるゆお勉強は、プレッシャーをかけないとやらない
家でやりなさいというのは、無理
家ではやらないから、学校がある
・学校の勉強ではなく、広い意味で学んで欲しい

<対話の重要性>
・「対話」が重要
・一番大切なのは、大人は「短く」しゃべること
・このようなことをしていると、勉強をしなくてもすっと人生がすすんでいく

<天職と人生目的>
・天職を見つけることを学校任せにしない
・学びは、人生目的=天職をみつけること
・天職=お金をもらわなくてもやっている=食えていけている
・会社員でも、人の顔色を窺って生きていて、実は何をしたいか分からない大人が大半

<理由なき情熱>
・何も言わないのにやること、人生のエネルギーがあること
・だから遊びは大事
・ゲームはそう悪いものではない。でもゲームだけじゃダメだけど。
・大抵、ゲーム以外のものが巡ってくるもの
・情熱にたどり着くには自由が必要
・そうすると、18-20歳の時に「これをやる!」というのが、はっきりしてる

<遊びの力>
・遊びは遺伝子に組み込まれた学習システム
・遊び=押入れに逃げる、木に登る、狭いところに隠れる、物を投げる
→動物から逃げるまわる歴史から習得した能力
・だからキャンプに行くと、本能が出てくる
・その流れに乗って学びをサポートすると、入りやすい
・子どもの遊びは「計画遂行型」ではない
・計画ではなく、気持ち、衝動、好きを磨き上げることが優先される
・だから「宿題を終わらせてから遊びなさい」では、勉強が入っていかない

<親としてできること>
・成績で人間を評価するのは学校だけでいい
・親まで成績のことや他人との比較は言う必要はない
・その子にやって欲しいことがあったら、その子にやってあげる
 例えば、断り方やお願いの仕方
・「危ないよー」というのが危ない
 自信を失ってしまう、たとえば「高いところに登ったねー」でOK
・親自身が言われて嫌だったことを、子どもに言わないだけで状態が違ってくる
・親が理解してくれていると感じると、子どもの心が折れない

30年子どもたちと向き合ってきた古山さんのお話は、心にまっすぐ届く言葉ばかり。
「親としてどう関わるか」に悩むとき、そっと背中を押してくれるヒントがたくさんありました✨
一人でも多くの方に届いたらうれしいです☺️

#古山明男

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子どもの学びたい!を引き出し伸ばす親の関わり方

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この記事を書いた人

園田たきねのアバター 園田たきね サドベリースクールAlumama(アルママ)代表

・サドベリースクールAlumama(アルママ)代表
・高等学校教論(理科) 教職課程修了
・日本コーチ連盟  コーチングファシリテーター
・デモクラティックスクール研修(000グローバルビジョン主催)受講

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