いつも素敵なお話や気づきを与えてくれる古山明男さん(おるたネットフォーラム2025 | Peatix/facebook)のご講演。
子どもと関わるすべての人に届けたい内容ですので、
ご都合のつく方はぜひご参加ください!
📌 講師:古山明男さん
📌 日時:2025年12月13日(土) 15:45 – 18:00(15:30 受付開始)
📌 会場:中野区立 野方区民活動センター 2F ギャラリー
📌 参加費:500円(高校生以下、無料)
📌 お申し込みフォーム:
https://forms.gle/qrZh79iaxAW4AnS88
以下は、今回の講演テーマに繋がる古山さんの文章です。
読むだけでも 「子どもと向き合う原点」 を思い出させてくれる内容です。
【秩序と平和】
私たちは、国や会社や学校などの組織が、秩序と平和をもたらしてくれると期待しています。
でも、それは、あまりに無理な注文です。組織は、普通の人が集まって集団行動をとっているところです。個人として優れた人もいますが、その人も組織の規則と慣習の中でしか動けません。
愛のみが、善意のみが、寛容のみが、秩序と平和をもたらします。
鉄道を動かすには、病院を運営するには組織が必要です。しかし、愛や善意や寛容は、組織として実行すると変質してしまいます。造花のようなものになってしまうのです。美しい徳は、組織による取り決めでは、担うことができないのです。それらは、自由な個人だけが担うことができます。組織であったとしても、そこにいる自由な個人だけが担えるのです。
子どもは、まだ、美しい徳をそのままに感じ取る力を持っています。賞罰や競争によらない教育だけが、愛を育てることができます。力づくのことをすると、ほんとうのことを感じる力が傷つくからです。愛は、理解があるところに、そっと差し込んでくる光のようなものです。愛のあるところで、真実が見えてきます。
子どもと「これは、どうなっているか」「どうしたら、これを作れるか」というようなことを見つめ、話し合うことのなかに、教育力があります。日常生活の工夫について、身の周りの生き物について、社会で起こることについて、子どもと対話していくことの中に、愛と真実が咲いてくるのです。
どんな日常の中にも、子どもと共に育つためのチャンスがあります。教科書に頼る必要はありません。子どもが、等身大の姿でいることができ、取り繕わなくてもいい場が、よい教育の場なのです。
教育は、学校の独占物ではありません。

子どもと向き合う時間が、もっと優しくて自由でありますように。
講演会で、そのヒントがきっと見つかると思います😊










